施工検討・施工計画支援業務は、構造物建設に当り設計と現地施工の狭間をうめる技術。大切なのは工事を止めないこと。
施工計画とは
設計された構造物を現地で造るために、施工計画が必要です。また、現地施工を行うためには、大型クレーンや特殊重機、工事車両等を安全に作業させるための仮設備計画や補強計算が必要です。
特殊な工法や施工手順の計画には、安全を裏づけるための構造解析や検討も重要です。施工手順を検討することで、施工上の問題点や構造物の補強計画の必要性が見つかることもあります。
また、現場では施工条件の変更等で問題が発生して、構造物の出来形や工事工程に影響し、現場工事が停滞することがあります。工事を止めないよう、速やかに対応・協力するためには、経験や知識だけでなく応用力・発想力が要求されます。時には、設計者と現場管理者に協力して問題解決を図ることもあります。
建設現場で生じる検討事項は、豊富な知識と発想力がなくてはこれに対応できません。当社の検討チームは、困った時に頼れる存在として機能しています。
施工計画
概要
- 鋼橋(上下部工)全般の架設計画の立案、提案、架設設計、積算、工程表作成に対応
- 大型構造物(タンク、ゲート等)全般の架設計画の立案、提案、仮設備設計に対応
- エネルギープラント設備 施工計画
- 産業用設備 施工計画
特徴
- クレーン・ベント架設(TC、CC)
- 送り出し架設:ステップ簡易解析、補強設計まで対応
- 多軸式自走台車による一括架設
- 台船による一括架設
- ケーブルエレクション(斜吊り、直吊り)
- トラベラークレーン架設
仮設備設計
概要
- 橋梁(鋼橋)上下部工全般の仮設計画の立案、提案、仮設備設計に対応
特徴
- 鋼橋および鋼製橋脚の架設用仮設備設計
- 既設橋撤去計画
- 仮桟橋・仮設構台
- 各工種の概算工費、工程、比較検討