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送り出し工法

送り出し工法

手延機による送り出し工法について

手延機による送り出し工法は、流水部・道路・鉄道等・桁下にトラッククレーンの設置ができず、架設現場に隣接して主桁と手延機を組み立てる場所が確保できる場合に使用する工法です。また、送り出した先で、手延機を解体できる場所が必要になります。
― 送り出し工法の特徴 ―
他の工法に比べ、多くの仮設備が必要
他の工法に比べ、工期が長く掛かる
架設時の強度計算や補強など、多くの検討が必要
送り出し完了後、主桁降下作業が必要

作業の流れ

1.送り出しステージ組み立て

送り出しステージ組み立て
架設現場の隣接した場所でベントを組み立てます。

2.送り出し装置組み立て

送り出し装置組み立て
送り出し装置を組み立てます。

3.手延機・桁組み立て

手延機・桁組み立て
組み立てたベントの上に、主桁・手延機をトラッククレーンで組み立てます。

4.縦送り

縦送り

5.後方桁組み立て

後方桁組み立て

6.送り出し

送り出し
送り出し装置で組み立てた桁を送り出します。

7.手延機解体

手延機解体
所定位置まで送り出したら、手延機を解体します。

8.桁降下・仮設備解体撤去・架設完了

桁降下・仮設備解体撤去・架設完了
作業完了です。

施工実績

施工実績
施工実績

施工計画業務実績

工事名
施工年度
発注者
橋梁形式
架設工法
倉敷大橋
2012年度
倉敷市
5径間連続箱桁
送出し+クレーン・ベント
余野川橋梁(止々呂美橋)
2012年度
NEXCO西日本
2径間連続細幅箱桁×2
送出し
北丘高架橋(交差部)
2015年度
沖縄県
3径間連続細幅箱桁橋
送出し(多軸台車)+クレーン・ベント
浅見川橋
2019年度
NEXCO東日本
3径間鈑桁+3径間箱桁+6径間少数鈑桁
送出し+クレーン・ベント
尻掛橋
2020年度
NEXCO西日本
5径間連続少数鈑桁
送出し
末広住吉高架橋
2020年度
徳島県
3径間連続開断面箱桁
送出し(多軸台車)+クレーン・ベント
板ヶ峠第2高架橋
2022年度
中国地整
単純合成細幅箱桁
送出し+横取り
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